どうやらビックスクーターは「ビックス」と呼ばれているらしい。

年始以来、バスに乗る機会が増えていて、週2回ほど「府中運転免許試験センター前」を通り過ぎる。否応無しに、手続きや試験へ向かう人達と同乗することになるのだ。
自然と彼らの話が聞こえてくるので、毎週聞くともなく聞いている。


・ケース1

〜AとBの対話〜
A「よぉ、免許とったら何に乗る??」
B「やっぱビックスだな。お前は?」
A「俺はベケジェーだなぁ。あれはヤバい。」
B「・・・・つうか、オートマ限定だから乗れないっしょ。」
A「は?何で乗れね〜んだよ!オートマ限定だろ??」
B「・・・いや、限定だから。」
A「限定ってなんだよ!訳分かんね〜名前つけてんじゃね〜よ。


・ケース2

〜AとBの対話〜
A「今日の試験って難しいかな?」
B「そうだなぁ。。。学科は100点満点中90点とらないと駄目だから、点数的に厳しいだろうな。」
A「そっかー、学科があるってことは実技もあるだろ?そっちで挽回すりゃい〜べ。」
B「いや、実技は教習所で終了だろ。今日は学科だけ。」
A「は?なんで学科があるのに実技はね〜んだよ。勝手なシステム作ってんじゃね〜よ!


かなり、ネタっぽいが本当の話。何か大きな勘違いをしたまま、試験場へ来てしまったらしい。かわいそうに。。
あとは、車内で誰かに電話をかけ、試験をネタに合コンを開催しようとする少年。(ex.「ね〜ね〜、俺、今日、中免試験だったんだけど、合コンしない?」)
そして、試験場に着く手前で、念入りに化粧をする少女。はたまた、何故か大荷物で試験場へ向かう中年女性。競馬新聞を二誌抱えて、用意万端の中年男性。これから出社を控え、スーツで降り立つサラリーマン。


試験場へ向かうバスは、さながら社会の縮図を見ているようだ。色々な人達がいる。
これからの季節はバイクに乗れるので、ちょっと遠のくなぁ。。残念。