山口晃さん

MIZUMA ART GALLERY | MIZUMA ART GALLERY / ミヅマアートギャラリーMizuma-official - 会田誠・山口晃・天明屋尚・鴻池朋子・ジュングエンハツシバといった、スタイルに捕らわれない独自の感性を持った日本人及びアジア人作家を主に国際的なアートシーンに紹介。
http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/040.html
山口晃さんと話をさせていただく機会があったので、内容をメモ。(公共広告機構のCM「江戸しぐさ」の絵を描いてる人)

  • 子どもの頃、好きだったのは漫画やアニメやイラスト。皆も身近なところにあるのは、画家の絵じゃなくてそういうものなんじゃないか。自分にとって絵がうまいということは、漫画絵がうまいということだった。
  • 高校の時、自分のイメージではすごい絵柄が生まれてくるのに、画力がついてこなくなった。これ以上うまくなるにはどうすれば良いかを考えた時に、美大に行くという選択肢が生まれた。
  • 受験勉強は壁を乗り越えていくようでおもしろかった。練習だと割り切っていた。
  • 大学時代に、油絵などに見切りをつけ、彼の原点である漫画やイラストに回帰した。
  • 思いついたモノをすぐに描くということはしない。そこから不必要なモノを削ぎ落として、じっくりと再構成していく。
  • 自分の世界を広げようと思ったことはない。(自分の内面をじっくりと掘り下げるタイプ?)

穏やかな雰囲気を持っている素敵な人でした。
こちらを向いていても、見られている気がしない。自分の世界をまっすぐに見つめていて、俗世間にはあまり興味を持たない仙人のような人というイメージ。僕がお世話になった遠藤彰子さんに少し似てるかな。


どこかで使えそうな話。覚えておこう。