障害児ボランティア

この間、初参加しました。
そこの活動では自閉症児の割合が高くて、新鮮でした。以前に活動した時には、ダウン症や知的障害の子が大多数でした。自閉症の子もいましたけど少数派だったのですね。なぜかというと、市民権を得てなかったから。精神病だと思われていたのだと思います。育て方が悪いという説が多数派だったから、表立っては言えなかったのかもしれないし。


まぁ、かわいいですよ。ほんと。
自閉症の子どもと接したことのない人は、どこかで機会を作ったほうがいいと思うくらい。あんなに個性的な子どもはいないと思う。(それは他の障害児にも言えます)


自閉症って、全体の30〜50%くらいが知的障害を伴わないそうなのです。(この割合は研究者の判断によって変わると思いますが)
映画でもよく出てきます。たとえば、レインマンダスティン・ホフマンは記憶力に優れているし、CUBEの少年は計算力の高さで窮地を乗り越えたりします。ただ、発する表現は、無表情でぽつりと単語を言うだけであったり、言葉は話せず字を書くだけであったりするので伝わりづらいのですけど。
だから、自閉症って言っても他人とコミュニケーションをとりづらいだけで、知的に劣っているとは言いきれない場合もあって、丹念に接していくと反応が返ってくるんですね。それが喜びになるなぁと思いました。


面白かったのが、ある1人の子。
僕のヒゲをジョリジョリ触って、「ヒゲ、いいね。」「いいね。」としきりに言う。
他の人のところに行って、「ヒゲ、かっこいい。」とひたすら伝える。
いや、べつに髭が濃いだけなんだけど。。。


他にも、僕と手遊びをしようとするのだけど、指の開き方が気になってしきりに直そうとする子。以前、出会ったのは山手線の駅名を端から挙げる子。いろんな子がいます。
まぁ、ひとたびパニックになると自傷多傷が大変ですけどね。これからが楽しみ。