蚊についての思い出

蚊といえば、アジアでは大量発生します。朝起きると、手の形が変わるくらい、食われてる。
ネパールとインドの国境付近の宿に泊まった時のこと。先だっての雨と、裏に小池があったりした関係で、部屋の中に蚊が大発生。どのくらいかというと、まるでうごめく雲。向こうの蚊って、日本よりも一回り大きくて、かゆみも強力なのね。


騒ぐ俺を尻目に、宿の主人が出したのは、蚊取りマット。
おいおい、そんなん温めても効かね〜よ!とか言ってたら、にやけながらおもむろに火をつける。


あれね。
火をつけるとすごいんですよ。そりゃ、普通は数ヶ月かけて成分を発散するものを、燃やしちゃうんだもん。なんとまぁ、煙に当たった端から、蚊が落ちていく。


宿の主人の趣味なんだって。
高笑いしながら、殺ってました。夏になると思い出す、そんな思い出。


おかげで、日本の蚊に食われても、ほとんどかゆみがありません。
抗体できたのかなぁ。。