読んだくせに書いてなかった、乙一について
軽く乙一特集です。読んだくせに書いていなかったので。
作品によって印象の変わる作家さんなので、作品ごとにいこうかと。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (176件) を見る
感想としては、乙一の中では小粒。さほどよくないと思う。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/06/26
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 331回
- この商品を含むブログ (283件) を見る
全体的に良いと思うなぁ。個人的には「 冷たい森の白い家」がなんとなく好き。嫌う人はかなり嫌うだろけど。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 337回
- この商品を含むブログ (439件) を見る
盲目で一人暮らしの主人公の家に、いつからか他人の気配がする。そのシュチュエーションゆえの緊張感。
でも、ずっとサスペンスだと思っていたが、自己解放の物語なのですね。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 252回
- この商品を含むブログ (291件) を見る
主人公は高校生の男の子。同級生のかわいい女の子と一緒に事件に挑む!!・・・みたいな。
学園ものだし、子供向けかと思いきや、子供にはしんどい題材です。描写が気持ち悪い!!っていう子がいそう。
高校生の男の子の一人称だし、文体もなんだか幼いし、子供向けっぽいのですが。なんだろ〜、漫画でいうと多重人格探偵サイコみたいな。
死体の美しさに魅せられた人達のお話。安易に言うとサイコパス。
話の内容自体は考えさせられるものがあったんですけど、日常が退屈でたまらない男の子の一人称で語られると、軽くて軽くて。それが狙いなのかな。
僕は面白く読みました。続きが出たら、読んでも良いかもしんない。