日本大学藝術学部2007年度 デザイン学科卒業制作選抜展・造形芸術専攻修了展

http://www3.art.nihon-u.ac.jp/design/2007/sotsuten/
間抜けなことに、午後に都美術館へ行ったら芸大の卒業制作展は終わってました。(当たり前だ)
なので、急遽、日芸へ。


なんか、思っていたよりも良かったな。
なんつーんだろ。いや、すげーいいとかではなくて、実践的というかなんというか。最近はデザインの作品のほうがおもしろいよね。


思うにですね。
いわゆる「絵のうまい奴」っていうのが、今まではずっとファインアートを志していたのに、5年くらい前からはデザインに流れるようになったように思う。人材の流出。どうも世間でのデザイナーの役割が拡大していることに端を発しているのではないのかな。あとは、世の風潮が流行を追い過ぎるため、流行を作る側のデザイナーって仕事が格好良く見えるのかも。わからんでもない。いろいろなことができるもの。
不易であるファインアートは、宗教の価値観も薄れた今、存在意義を失いつつあるのかもしれない。


なんか、いろいろなことを感じた。