創元社、知の再発見双書シリーズ

レオナルド・ダ・ヴィンチ:真理の扉を開く (「知の再発見」双書)

レオナルド・ダ・ヴィンチ:真理の扉を開く (「知の再発見」双書)

レンブラント―光と影の魔術師 (「知の再発見」双書)

レンブラント―光と影の魔術師 (「知の再発見」双書)

ガウディ:建築家の見た夢 (「知の再発見」双書)

ガウディ:建築家の見た夢 (「知の再発見」双書)



最近、美術史を勉強し直す為に、図書館で本や研究書を読んでいるのですが。創元社のこのシリーズは図版も多く、読みやすい。それだけでなく、資料も豊富に載っていて、専門的な知識も掘り下げることが出来るので、現在出版されている読本の中では、最も汎用性が高いのではないかと思ったり。
お前が出版しろと言われたら、御免被りたいくらい凝った作りの本です。


上に挙げた3点は、わりと王道の作家さんですが、さらっと生涯が書かれていて掴みやすくて良かったです。
ガウディは写真が豊富で、分かりやすかったなぁ。。。すごい変人ですね。彼は。それを許してしまうスペインという国がすばらしい。



ピカソ―天才とその世紀 (「知の再発見」双書)

ピカソ―天才とその世紀 (「知の再発見」双書)

ピカソについて書かれた物が、一番まとまっているのではないかと思っています。
作風の移り変わりも当然ですが、その時のピカソの思想についての分析や、アトリエの様子などが、明確にとらえられていて分かりやすい。最近まで生きていた作家さんなので当たり前なのかな。


ギュスターヴ・モロー:夢を編む画家 (「知の再発見」双書)

ギュスターヴ・モロー:夢を編む画家 (「知の再発見」双書)

モローについて書かれた本は、なかなかないので興味深かったです。
恩師が前説を書いていて、懐かしい気分に。そういや、モローのことばかり授業で取り上げていたな。


ゴッホ (「知の再発見」双書3)

ゴッホ (「知の再発見」双書3)

画狂人ゴッホの手紙が豊富で読み応えがありました。
テオ(弟)は偉いよね。




知の再発見シリーズ。
ちょっと美術史以外にも、手を出してみようかな。