ゴッホ展

http://www.momat.go.jp/Honkan/Gogh/
竹橋の近代美術館で開催中のゴッホ展へ。
ゴッホってまとまって来る事が少ないので、実はあまり見た事がないのです。
三時くらいに到着。案の定、すんげぇ人。。45分待ちとの立て札。とりあえず先に常設展を見てみることに。


ここの常設展は日本人の有名どころがちょこちょこあって見るのが楽しい。個人的には安井曾太郎の風景画と岸田劉生萬鉄五郎がお気に入り。
今回の所蔵作品展のハイライト、横山操という人がツボ。すごくキレイです。知りませんでした。。まったくもって不勉強。このくらいの時期の日本の作家さんは非常に丁寧で好き。
久しぶりに近代美術館に来たけどレイアウトがかなり変わっている。展示スペースが変わってるし、現代の作家が少ない。ま、今回だけなのかなぁ。




四時くらいまでかけて見て、いざゴッホ展へ。待ち時間が50分に延びている。はぁ。
しょうがないので並んでみるが、30分ちょいで中に入れる。
ちなみに過去の混雑状況


中も混み混みでしたが絵はすごくいい。いいなぁ。。。ゴッホ
何か色んな事してます。横にタッチ入れたり縦にタッチいれたり、薄く溶いた油絵の具を乾いた画面にかけて色味を出してみたり。はぁ、、、もう変態。
すごくねちっこい性格なんだろうなぁ。。


でもまぁ、見れば見るほど構成と描き口は基本に忠実だよなぁ・・・・と思います。タッチの入れ方も主題の邪魔にならないように抑えるとこは抑えて。
明暗の対比もキッチリキッチリ。色味も対比、色調も対比。背景も微妙に明暗と色味を変えて、飽きないように空間を意識して書き込んでます。


珍しくすごく良い作品どもが来ているので一見の価値アリ。「糸杉と星の見える道」がお気に入り。
夜のカフェテラス」とか「自画像」とかこれから先、日本では見れないかもよ。